パンは太りやすいとよく聞きますよね。これってパンが好きな人は結構ショックじゃありませんか……。
そこで、パンが太るといわれている理由や太りにくいパンを3選紹介します。
病態別の献立作成や厨房業務、栄養ケアマネジメントなどの経験があります。
パンが太るといわれている理由
添加物の多さ
ご飯もパンも同じ炭水化物ですが、パンの方が太るといわれています。その理由は、パンには砂糖やバターなどの添加物が含まれているからです。
食パンにジャムやマーガリンなどをつけるとさらに脂質や糖質が増えるので、塗り過ぎないようにすることが大切です。
カロリーの高さ
パンはご飯よりもカロリーが高めです。さらにGI値も高く、血糖値が高くなりやすいので気をつけましょう。
わかりやすいように100gで比較しました。
- ご飯100gはおにぎり1個分
- 食パン100gは4枚切り程度
と考えるとわかりやすいですね。
脂質 | 炭水化物 | エネルギー | |
水稲めし精白米100g | 0,3g | 37,1g | 156kcal |
角型食パン100g | 4,1g | 46,4g | 248kcal |
水稲めし精白米は、炊いたご飯のことです。
ちなみに、炭水化物は、糖質と食物繊維を合わせたものです。ほとんど糖質と考えて問題ありません。
消化時間の早さ
ご飯よりパンが太るといわれている理由は、消化時間も関係しています。ご飯より消化時間が早いパンは腹持ちが悪いです。
柔らかいパンは噛み応えが少ないので、満足感が少なく食べ過ぎてしまう人が多いのです。
脂質や糖質を摂り過ぎると、消費できなかったカロリーが内臓脂肪として蓄えられてお腹まわりから太ります。
パンで太る部位が痩せにくいお腹とはショックですね……。
太りにくいパン3選
パンが太りやすい理由を紹介しましたが、太りにくい種類もあります。これから紹介するパンは、美容や健康に気を使っている人から注目されています。
ライ麦パン
食物繊維が豊富に含まれているライ麦パンは、ハード系のパンで噛み応えがありダイエットにおすすめです。
全粒粉パン
精製されていない小麦粉から作られている全粒粉パンは、ビタミンやミネラルなどの栄養素がたっぷりです。
米粉パン
米粉から作られている米粉パンは、グルテンが含まれていないか含まれていても少量です。
私は米粉パンが好きですね。モチモチしていて美味しく、自然と噛む回数が増えます。
さいごに
パンは太るといわれていますが、パンの種類によっても変わります。
ちなみに、私のおすすめは冷凍パンのPan&です。ライ麦パンや全粒粉パンもありますよ!