感動作「クレイマー、クレイマー」名シーンはフレンチトースト!?

クレイマー、クレイマー
出典:IMDb

1979年のアメリカ映画「クレイマー、クレイマー」。アカデミー賞作品賞とゴールデングローブ賞を受賞している名作で、ニューヨークのマンハッタンを舞台にした離婚裁判の物語です。

そこで今回は、「クレイマー、クレイマー」のあらすじと見どころなどを紹介します。作品を語る時に外せないフレンチトーストのレシピも紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

「クレイマー、クレイマー」のあらすじ

物語は、ダスティン・ホフマンが演じる仕事人間のテッド・クレイマーを中心に、家事と育児を一人で押し付けられていた妻ジョアンナ、5歳の息子ビリーの3人によって描かれます。

結婚して8年が経った冒頭、夜中まで帰らぬ夫を待つ家庭を預かるだけの生活に、ジャスティンは逃げ出したくなっていました。そんなある日のこと、ビリーのことは気がかりではあるものの、彼女は自分を取り戻すためにテッドに別れの言葉を告げて、家を出ていってしまうのです。

こうして父と息子の2人生活が始まります。これまで家事未経験のテッドは失敗を重ねながらも親子の絆を深める一方、仕事が身に入らず解雇されます。さらに息子の養育権を奪還しようとジョアンナが立ちはだかるのでした。

「クレイマー、クレイマー」の見どころ

映画公開当時のアメリカで社会問題となっていた離婚や親権争いを、真正面から捉えたのがこの作品です。誰の立場で物語を捉えるかで感想が変わることもあり、現代社会に生きる私たちにも考えるべき点があるテーマですね。

特にこの作品を象徴するのが、父と息子の絆を表すフレンチトーストです。明らかに慣れていないことが分かるテッドの手際の悪さは、本作でアカデミー主演男優賞を受賞したダスティン・ホフマンの完璧主義者ぶりが感じられます。ラストで難なくフレンチトーストを作る2人の姿を見ると感極まるものがあるでしょう。

ちなみに、「クレイマー(Kramer)」という言葉の意味は、原告・被告という2つの意味を持っています。映画タイトルである「クレイマー、クレイマー(Kramer vs. Kramer)」は、主人公たちの姓として使われていることから「妻対夫」を表しているだけでなく、「原告対被告」を表す言葉でもあるのです。

食べたくなるフレンチトーストのレシピ

フレンチトーストは、卵と牛乳でアミノ酸がたっぷりとれる朝食におすすめのメニューです。映画に出てきたフレンチトーストを再現したレシピを紹介します。

【材料】
・食パン(6枚切り)……2枚
・卵……1個
・牛乳……100ml
・砂糖……20g
・無塩バター……12g(大さじ1)

【作り方】
ボウルに卵を入れて、フォークで溶きます。次は牛乳を加えて混ぜて、さらに砂糖を加えて混ぜましょう。

次は、食パンに卵液を染み込ませる作業です。食パンと卵液をお皿に移してラップをかけずにレンジ500W30秒、裏返してさらに30秒すると、早く染み込みます。食パンを切らないのがクレイマー流ですね。

フライパンを中火で熱したら、バターを加えて溶かしましょう。食パンをフライパンに入れ、焼き目が付いたらひっくり返します。両面に焼き色が付いたら、できあがりです。

ハチミツやメープルシロップなどをかけて食べると美味しいですよ。

「クレイマー、クレイマー」撮影裏話

「クレイマー、クレイマー」の撮影に関するエピソードを2つ紹介します。

1つは、撮影当時のダスティン・ホフマンが実生活においても離婚調停中だったことです。特に裁判のシーンでは、ホフマン自身の経験に基づき多くのアイデアが提供されたと言われています。

その数の多さに、脚本のクレジットに名前の掲載についての打診もあったそうです。後に本作が脚本賞を受賞したことに、ホフマン自身も「入れておけば僕は(主演男優賞と)2冠だった」とジョークを飛ばしていたという話もあります。

もう1つは、妻ジョアンナ役のメリル・ストリープが撮影時には妊娠中だったことです。

1976年の舞台で共演したジョン・カザールと交際していた彼女ですが、彼が1978年3月に骨腫瘍で亡くなったことで失意のどん底に陥っていました。そんな彼女を支えたのが現在の夫でもある彫刻家のドン・ガマーです。同年9月に2人は結婚し、妊娠中の状態で撮影に臨んでいたのには驚きですよね。

アメリカと日本の両国において、「クレイマー、クレイマー」は映画評論家や観客から高い評価を受けた作品です。裁判の結末やラストは、いろいろ考えさせられます。涙なしには見られない感動のラストシーンまでぜひ見てくださいね。

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