大人のラブコメ恋するベーカリー!陰の主役は料理!?

恋するベーカリー
出典:IMDb

20010年に公開されたアメリカ映画「恋するベーカリー」。自分らしさを大切にする女性を描く作品で有名なナンシー・マイヤーズが監督・脚本・製作を務めた作品です。

そこで今回は「恋するベーカリー」のあらすじや見どころに加え、さらに作品を語る時に切り離せない料理についても紹介します。

心温まるロマンティックなコメディ映画に興味がある人は、ぜひチェックしみてくださいね。

「恋するベーカリー」のあらすじ

主人公であるジェーン・アドラーは、『ニューヨーク・タイムズ』で全米No.1の評価を受けた大人気のベーカリーの経営者です。

3人の姉弟をたった1人で育て上げたシングルマザーでもある彼女は、友人夫妻の結婚30年記念パーティーで元夫のジェイクと再会します。大人の対応をしていたジェーンですが、現在のジェイクの妻であるアグネスに気まずさを感じ、パーティーを後にするのでした。

子どもたちが全員巣立った寂しさから、ジェーンは10年前から構想していた家の増改築に乗り出します。そして、自分の希望を取り入れながら設計図を描いてくれる建築家のアダムに、ジェーンは惹かれるものを感じます。

ですが、ある日旅先で出会ったジェイクと離婚前のような錯覚に陥り、二度三度と過ちを重ねてしまい、ジェーンジェイクとアダムで揺れ動くのでした。

「恋するベーカリー」の見どころや感想

「恋するベーカリー」の見どころは、メリル・ストリープが演じるジェーンのリアルな女心が丁寧に描かれているところです。

元夫のジェイクは、離婚後も元妻のことを引きずるような、浮気性が治らない残念な男です。そんなジェイクに心の隙間を突かれて、思いがけず不倫関係になってしまったジェーンの葛藤や罪悪感が見ている側にとても伝わってきます。

キャリアウーマンとして成功していても精神的な弱さや脆さはあります。恋愛経験の多い人ほど、気持ちのコントロールが難しい点に共感できるでしょう。

また、不倫がテーマになっているにも関わらず、ドロドロとした後味の悪さを感じない作品でもあります。特に、登場する背景のインテリアや小物が、セレブ感を漂わせた素敵なものばかりなので見ていて癒やされます。

映画のおともは「チョコクロワッサン」!

「恋するベーカリー」には、ジェーンがデートの帰りに自分のベーカリーにアダムを招き入れて、彼の好きなものを作ってあげるというシーンがあります。

そこでリクエストされるのが「チョコクロワッサン」です。2人で笑いながら楽しそうに作っている姿は、微笑ましさと羨ましさがこみ上げてきます。

実は、このチョコクロワッサンを再現した商品があったことはご存じでしょうか。日本での公開開始前に行われた「恋するベーカリーのMY SWEET VALENTINEフェア」に合わせて、神戸・三宮にあるベーカリー「神戸グーテ本店」から販売されていました。

映画のタイトルには、「恋も人生も、パンと同じで、丹精込めて作っても、焼き上がるまで分からない=だから面白い」というメッセージが込められています。チョコクロワッサンを食べながら見ると、よりストーリーに入り込めますよ。

料理が陰の主役!撮影時の料理エピソード

「恋するベーカリー」の主なシーンでは、料理が何らかの形で登場しています。そのため、料理コンサルタントのスーザン・スパンゲンは、撮影中スタジオ内の特設キッチンでずっと料理を作り続けていたというエピソードがあります。

特に数が多いのは、3日間連続で撮影したとあるシーンのためのローストチキン57個です。「あの後はオーブンがギトギトになっちゃってひどかったわ」と、スーザンは後に語っています。

また、スーザンはベーカリーのシーンに必要なパン類を調達してくる責任者でもありました。ニューヨークじゅうのベーカリーの名店から集めるだけでなく、自分も裏で数え切れないほどのフレンチトーストを焼いていたそうです。

「恋するベーカリー」に出てくる美味しそうな料理の数々には、スタッフの愛情や苦労が詰まっています。登場するパンや料理にも注目して見るのも楽しいでしょう。

「恋するベーカリー」は不倫の話ですが、カジュアルな雰囲気が漂い、登場する食べ物の魅力にお腹が空いてくるなど、いろいろな要素が詰まった作品です。恋愛とコメディ作品が好きな人はぜひチェックしてみてくださいね。

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