パンを買い過ぎたり作り過ぎたりしたときに困るのがパンの消費期限ですよね。ですが、パンはちゃんと保存すれば長持ちさせることができます。
そこで今回は、パンの保存方法や温め方なども紹介していきます。
パンの消費期限
そもそもパンの消費期限を知っていますか。パンの消費期限は、2〜3日といわれていますが、私は2日以内に食べた方がいいと思っています。どうして2日以内といえるのかというと、私がパン屋で働いていたからです。
私が働いていたパン屋では、前の日売れ残ったパンを販売していました。例えば、売れ残ったバゲットをクロックムッシュや明太チーズフランスに再加工したりまとめて安売りしたりしていました。
食パンも次の日の朝に販売するために、前の日多く作って残していたこともありましたね。

だから、私は買ったパンは早めに食べたり保存方法を工夫したりしてる!
パンの保存方法
パンの保存方法は、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3つの方法があります。
常温保存
パンは焼いてから時間が経つにつれて水分が蒸発していき固くなってしまいます。なので、常温で保存するならラップやビニール袋で乾燥しないように保存して、2日以内に食べましょう。
冷蔵保存
基本的に冷蔵保存はおすすめしません。ですが、暑い時期にフルーツサンドやタマゴサンドを保存する時は、冷蔵庫で保存した方がいい場合があります。冷蔵保存の場合も、保存期間の目安は2日程度です。
冷凍保存
パンを2日以上長持ちさせたいなら、冷凍庫で保存しましょう。冷凍庫でパンの乾燥を防ぎ劣化を遅らせれば、2週間程度は日持ちします。
ですが、冷凍保存に向いていないパンもあります。フルーツや生クリーム、水分が多い野菜などは冷凍せずにすぐ食べるのがおすすめです。
冷凍庫で保存するときは、サランラップやアルミホイルに包んでしっかり密閉しましょう。さらに、ジップロックや保存用のケースに入れれば安心ですね。
食パンやバケットを保存するときは、好みの厚さにカットしてから保存してくださいね。

食パンやバケットを冷凍保存するとき、私はアイラップを使ってる。くっついても簡単に取れるよ!
焼き立てパンの保存方法
焼き立てパンを保存するときは、紙袋に入れたり網の上に乗せたりして蒸れないように冷ますことが大切です。冷めたらラップやビニール袋で保存しましょう。
パンをカットして保存したい場合は、冷めてから切ってくださいね。なぜかというと、冷める前にカットすると、断面から水蒸気が出てしまいパサつく原因になるからです。

冷めてからカットした方が綺麗に切れるしね!
保存したパンの温め方
保存したパンを食べるときは、まずパンの水分を補いましょう。霧吹きや指先を使って、パンの表面に水をかけて温めます。冷凍庫で保存していたパンは、自然解凍かレンジ解凍してから温めましょう。
もし水をかけたときにムラができてしまうと、温めるときにもムラができてしまうので注意が必要です。

スチーム機能のあるトースターを使えば、冷凍したパンでも解凍なしでおいしく温められるよ!
まとめ
パンの保存方法は、具材や食べるタイミングによって変えることが大切です。
パンを2日以内に食べるなら常温や冷蔵保存でも問題ありません。ですが、パンを長持ちさせたいなら冷凍保存してくださいね。
2日以内に食べるつもりでいても、予定が変わることもありますし、基本的にパンはすぐ冷凍保存するのがおすすめです。
ですが、冷凍保存に向いていないパンもあるので気をつけましょう。冷凍保存しても、しっかり中まで温めればおいしく食べられますよ。

パンを長持ちさせれば、好きな時に好きなパンが食べられて嬉しいよね!